加工技術一覧
裁断加工
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トムソン加工
トムソン加工とは、ベースとなる合板に刃を埋め込んだ型(トムソン型)を使用し、材料をプレスして打ち抜く加工方法です。この加工により、樹脂発泡体や、ゴムなどの素材を高精度で所定の形状に打ち抜くことができます。
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ハーフカット加工
製品にのみ切り込みを入れ、離型紙はそのまま残してカットする加工方法で、製品の周りに台紙を残すことで、製品を剥がしやすくなり、作業性の向上が期待できます。
また、1つのシートに配置する製品数を指定できるため、紛失リスクの低減や数量管理が可能になります。 -
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プロッター加工
CADデータを元に材料をカットする加工方法で、型が不要なため初期費用が低減でき、設計変更にも柔軟に対応できます。
また、小ロットでの生産やサンプル作成にも適しています。 -
バーチカル加工
前後に移動するテーブル上に加工材料を載せ、可動定規を使って送出し、任意の寸法に裁断加工を行います。また、配置された定規により、簡単に各寸法で直角を出すことができます。
その他
ピナクル、スライス(水平)、サーキュラー、スリッター(長尺、短尺)、ギロチン、NC、パンチング、二次元、ボーリング、研磨
粘着加工
ポリエチレンフォ-ム、ポリウレタンフォーム、ゴム、スポンジ、不織布、アルミ箔、フィルム等あらゆる基材へ粘着加工ができます。
幅1,300㎜までの平板からロール品にも対応しており、用途に応じて粘着強度や離型紙の種類を調整することができます。また、90度剥離試験などの性能試験にも対応可能です。
接着加工
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ロールコーター接着加工
ローラーに接着剤を流し、基材を通過させて接着剤を塗布する方法です。
ローラー間の調整により、さまざまな厚みへの対応が可能となり、全体にムラなく均一に塗布できます。
作業性も高く、量産にも適しています。 -
スプレー接着加工
接着剤を霧状に吹き付けることで、広範囲に均一に接着剤を塗布する方法です。
さまざまな素材を効率よく接着するために使用され、精度の高さから、複雑な形状の接着が必要な場合に非常に適しています。
その他
接着ラミネート、フレームラミネート
成型
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モールド成型
金型に直接原料を注入し、発泡させる成型方法です。
複雑な立体形状でも高精度で成型でき、成型後の追加加工はほとんど不要です。樹脂部品との一体成型も可能で、量産性にも優れています。 -
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射出成型
樹脂原料を溶かして金型に流し込み、冷却して固める成型方法で、さまざまな原料での成型が可能で、量産性が高いことも特徴です。
50t~850tまでの成型機を備えています。 -
その他
押出成型、ブロー成型、真空成型、インテグラル成型、ゴム成型
特殊加工
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縫製加工
製品の形状や用途に応じて、さまざまな種類の糸や縫い方を選択でき、ヘルメットの内装材や車両シート、バイクのシートなど、強度や弾力性を考慮した縫製が可能です。
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熱プレス加工
温度と圧力を加えて材料を加工する加工方法です。
金型を加熱し圧力をかけることで、さまざまな形状に成型することができます。 -
その他
熱線、プロファイル、コロナ処理、印刷、切削加工、パイプ加工、ワイヤーカット、高周波溶着
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